INTERVIEW with Bun Tanaka / 田中 文

INTERVIEW  with  Bun Tanaka  /  田中 文

島根県津和野町出身。中学二年生の時に「エンターテイナー」にブン役で主演。
津和野高等学校卒業までの六年間を野球部として活動。島根大学教育学部入学。


◇撮影中の思い出は?

  映画、ドラマなど見ていたけれど撮影現場がどういった雰囲気、どんな感じか当時は全く

  分かっておらず、その時初めて撮影の「現場」を知りました。部活後の撮影も夜まで続き

  ハードスケジュールだった事を覚えています。


◇映画製作の現場を体験し感じた事は?

  僕はこの経験を通して俳優だけでなく撮影、脚本、演出など様々な裏方の存在の大きさを感じ

  ました。撮影前は映画やドラマに映る俳優が輝いて見え小学生の頃にオーディションを受けた

  事もあります。そして桑原監督が木部で映画を作るという事で出演。実際にやってみると同じ

  シーンを何度も撮影したり演技指導もして頂いたりと、今までの僕の想像とは全く違う現場を

  痛感し、その裏方の仕事にも憧れを感じるようになりました。


◇今後挑戦したいことは?

  僕は今後、芸術において何か作品を残してみたいと思っています。今考えているもので言えば

  楽曲制作です。大学生活の中で音楽に触れ浸る時間を確保し、その中で自分なりに考えた事、

  ふと思った事、伝えたい事を音に乗せて伝える事をしてみたいです。作ったものは自分の中で

  大切にしたいです。もう一つ挑戦したい事があります。それは旅です。僕は映画「男はつらいよ」

  が好きで、主人公の寅さんのように風の向くまま気の向くままに旅をしてみたいです。一人で

  行ってみたり、仲のいい友達と行ってみたりと、いろんな旅に行き、様々な経験をしたいと

  思っています。自分の人生をますます豊かにしていけたらなと思います。